家族が刑務所にいる/いた
子どもたちへ
今、このパンフレットを見ているのは、お母さんやお父さん、その他のはなれている家族が刑務所にいることを知っているみなさんだと思います。なかには、その家族にいろいろな思いをもっている人もいるでしょう。
でも、みなさんはそもそもその家族が刑務所でどんな生活をしているか、知っていますか?その家族が「どうしているだろう?」と思っても、なかなか自分では聞けないかもしれません。まずは、その家族の毎日を知ってみませんか?
このパンフレットは、みなさんにお母さんやお父さん、その他のはなれている家族の様子を伝えるためにつくられました。少しでもみなさんの役に立てばうれしいです。
お子さんのいる
元受刑者のみなさまや、
お子さん達に寄り添うみなさま、
受刑者・元受刑者を
支援するみなさまへ
家族が受刑していることや、受刑中にどんなことをしているかを子どもに伝えるのは、簡単なことではありません。そのため、「本当のことを伝えたいけれど、どうやって話したらいいか分からない」「話すきっかけがみつからない」と悩んでいる方も多いと思います。
子どもによって最適な伝え方やタイミングは違いますが、正しい情報を知ることは、子どもにとって非常に大切なことです。もし困った時は、この冊子を渡したり、一緒に冊子を見ながら、書かれていることを説明したりしてみてください。そして、子どもと話し合い、子どもの声に耳を傾けてください。
この冊子が、家族と離れて暮らす子どもたちの疑問や不安を解消する、一助になればと願っています。
冊子を読んでくれた方へ
読んでいただき、ありがとうございます。みなさんがお母さんやお父さん、その他のはなれている家族の様子を知るのに、少しでも役に立ったなら嬉しいです。
この冊子を読んで、感じたことや思ったことがあれば、ぜひ下のボタンから、みなさんの声をお聞かせください。(名前や連絡先などが分かることはありません)